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【プレスリリース】
農業就業人口は30年前と比べて約6割減
人手不足、高齢化、耕作放棄地の増加
課題山積の農業分野で障がい者が活躍中
~農福連携 石川県、茨城県、新潟県での取り組み~

2019年2月13日

 就労継続支援A型事業所の開業・運営支援事業を行うセルフ・エー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:大島公一)は、事業所数45カ所、約1,500名の障がい者雇用ネットワークを活かし、人手不足と高齢化が進む農業分野で労働力を提供しています。

高齢化が急速に進み、深刻な人手不足に陥る日本の農業

 農林水産省が5年ごとに実施している「2015年農林業センサス」によると、農業に従事する農業就業人口は209万人で、1985年の542万人から約6割減【ページ下の図1参照】。また、主に農業で生計を立てている基幹的農業従事者も346.5万人から175万人と減少しています。基幹的農業従事者のうち65歳以上の割合は63.5%となり30年間で約3.3倍と急速に高齢化が進んでいます。
 農業就業人口は542万人だった1985年から、調査のたびに大幅減を繰り返しています。また、平均 年齢はここ10年で7.2歳も上がっており、高齢化がより顕著になっています。こうした高齢化と人手不足が深刻な農業の分野で、セルフ・エーで働くスタッフ(利用者)たちが、繁忙期の農作業補助や、収穫物の仕分けなどで活躍しています。

<事例紹介>

【石川県】地域の障がい者が農業を手伝うという解決法 ~金沢市での取り組み~

 石川県金沢市にあるセルフ・エーグループの就労継続支援A型事業所「self-A・ハニービー駅西新町」「self-A・ハニービー金沢駅東」では、2018年6月より「農事組合法人One(ワン)」と連携し、水稲・れんこん・にんにく・ジャガイモの生産および袋詰め作業などを行っています。

事業内容
事業内容
事業内容

「農事組合法人One」ご担当者坂井さんのコメント

 「仕事をお任せする」ことにより、新しい事をする時間や仕組みができ、生産性を上げることができると思い、お願いすることにしました。「ハニービー」スタッフ(利用者)にお願いする際は、座り方やカゴを置く位置などをあらかじめ決めるなど、作業しやすいように準備しました。業務を進めるなかで、指導者の方からも意見をもらいつつ、カイゼンを重ねていきました。
「農事組合法人One」では“誰でもできる農業”を目指しています。「ハニービー」のスタッフに取り  組んでもらうことで、工夫とカイゼンについて考える機会になりました。“誰でもできる農業”にするためには、各作業の振り返りと分析を行うことが必要で、そのような手法を経験できたことは、今後の糧になります。

「self-A・ハニービー」スタッフ(利用者)のコメント

Cさん「農業は、天候に左右されて予定通りにいかないところが大変だなと感じます。繁忙期で作業量が  多くても成し遂げることができた時に達成感を得ました。」
Kさん「レンコンの袋詰めなど施設内でできる作業も経験できて良かったなと思っています。」
Yさん「体力的についていくのが大変で、作物の形は1つとして同じものがないので分類するのも一苦労ですが、面白さもあります。」
Nさん「自分がこれまでしたことがない事ができ、収穫の喜びや、出荷までの工程を見ることができて良かったと思っています。」

【茨城県】耕作放棄地を農地に整備、就農に挑戦 ~ひたちなか市での取り組み~

 茨城県ひたちなか市にあるセルフ・エーグループの就労継続支援A型事業所「アドバンフォース勝田」「アドバンフォースひたちなか」では、荒地を借りて畑に整備し、農業に取り組んでいます。

事業内容
事業内容

「アドバンフォース」スタッフ陣のコメント

 当事業所では、開所当初から軽作業以外の新たな収益事業を模索していました。そんな時、「耕作放棄地が増えている」という話を聞き、農業に挑戦することを決めました。不法投棄場所になっていた荒地を借り、草刈り、木の伐採、ごみ集め、石拾いをし、鍬で耕しました。ごみ処理については、何度も役所に足を運ぶなど、大変苦労しました。
そしてようやく2018年2月と3月に各事業所のスタッフ(利用者)が農業に取り組みはじめました。ゼロからのスタートで、スタッフは様々な困難に直面していますが、それを上回るやりがいを感じてもらっている様です。自分たちで作り上げていくことに信念とプライドをもって取り組んでいます。

「アドバンフォース」スタッフ(利用者)のコメント

 私たちの就農はまさしくゼロから始まりました。荒地だったことや、現在も不法投棄されたごみを片付け、篠や竹の根を掘り返しながら作業していることを考えると、未だゼロなのかもしれません。挑戦しては壁にぶつかる、の繰り返しです。そんな私たちの農業だからこそ、収穫できた一つひとつの野菜に、充実感と喜びを感じます。そしてまた、挑戦する活力が湧いてきます。今後は、野菜を育てて販売だけでなく、加工・製品化など挑戦したいことはたくさんあります。
 やりがいもあり、就労支援の仕事としても良い仕事だと感じています。

【新潟県】農作物販売代行で地元農家を応援 ~上越市での取り組み~

 新潟県上越市にあるセルフ・エーグループの就労継続支援A型事業所「つばさ上越」では、2019年1月18日より、地元の若手農家「ほーりーふぁーむ」の農作物販売代行を開始しました。

事業内容
事業内容

 当事業所では、2018年11月より「DAICO☆つばさ」という買い物代行業を始めました。これは、事業所周辺の企業や店舗に加盟いただき、出入りが認められたマンション(約400戸)の住民に加盟店の商品をお届けする取り組みです。この加盟店の商品に加えて、地元農家の農作物もお届けできるようになりました。

「つばさ上越」八木さんのコメント

今後は「ほーりーふぁーむ」さんに上越市内の若手農家を紹介いただき、月ごとに違う野菜を販売できるようにしてきたいと思っています。農福連携の取り組みとして、福祉事業所が農作業をするだけでなく、出荷や農作物や農家の事をチラシのポスティングでPRし、販売を行うことは、これまでの業務の延長線上だと思っています。

このようにセルフ・エーグループの各事業所では、地元農家の方々と連携したり、事業所が就農を試みるなど、様々なかたちで“農福連携”を行っています。全国45事業所と約1,500名の障がい者ネット ワークを構築している当グループでは、スケールメリットをいかしてコストパフォーマンスの高い仕事を請け負う。さらに、新たな仕事を生み出していきたいと考えています。障がい者にも、働く喜びと達成感を感じてもらい、誰もが“働く仲間”として活躍できる社会を創造していきます。

【図1】

事業内容

農林水産省「農林業センサス」をもとに作成

【会社概要】

社名: セルフ・エー株式会社
代表: 代表取締役 大島公一
本社: 東京都港区南青山5-8-10
金沢オフィス: 石川県金沢市神田2-2-19
創業: 2010年11月
ホームページ: https://www.self-a.net/
事業内容: 就労継続支援A型事業所の開業・運営支援事業
各種請負業務
アパレルサイトの運営・オンライン販売
障がい者就労マネジメントのコンサルティング

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セルフ・エー株式会社
〒107-0062
東京都港区南青山5丁目8-10
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